令和元年6月20日(木) Bブロック研修会 報告

☆調理実習「嚥下困難者の在宅復帰に向けて、
         嚥下調整食の作り方を学ぼう」

講師: 一般社団法人 健康長寿学栄養研究所
         代表理事 博士(食品栄養科学)
             管理栄養士 麻植 有希子先生

協力:キッセイ薬品工業(株) ヘルスケア事業部
        中沢 尚武 氏


Aブロック同様、嚥下調整食学会分類2013に沿った嚥下調整食の調理実習を行いました。今回は3〜4人×4グループでの調理で、よりアットホームな雰囲気の実習となりました。作成終了後の試食・意見交換の時間には、普段の業務上の悩みを相談し合うグループもあり、施設間での繋がりもできたように感じました。アンケートでは「実際に調理し分類ごとに分けそれを試食することでイメージや感覚をつかむことができた」といった感想がありました。

・令和元年6月20日研修会アンケート集計表

・令和元年6月20日研修会アンケート感想

令和元年5月23日(木) Aブロック研修会 報告

☆調理実習「嚥下困難者の在宅復帰に役立つ、
         嚥下調整食の作り方を学ぼう」

講師:一般社団法人 健康長寿学栄養研究所
        代表理事 博士(食品栄養科学)
           管理栄養士 麻植 有希子 先生

協力:キッセイ薬品工業(株) ヘルスケア事業部
        中沢 尚武 氏


 今回は、4月に行われた全体研修会(講義)を踏まえての実践編、“嚥下調整食学会分類2013”に沿った嚥下調整食の調理実習を行いました。講師の先生の実演・説明の後、グループに分かれてコード1jからコード4まで、物性の異なる食事を四種類作成しました(写真参照)。たまご粥・焼き鮭・ほうれん草ごま和えの三品を、どの物性でも美味しく栄養価高く作るコツを伝授していただきました。実習後の試食と意見交換の時間では、質疑応答等が活発に行われました。アンケートでも「実際に作成してみて基本がわかった」「試食してそれぞれのコードについて理解が深まった」といった感想が多くありました。

 在宅では様々な思いがけない課題に直面することがあります。その時に幅広く応用を利かせるためには、基本をしっかり押さえておくことが重要だと考えます。今回学んだ『嚥下調整食の物性の基本』を対象者に合わせて応用すること、また場合によっては今回『舌で確認した物性』を元に、類似した市販品を紹介するのも管理栄養士の技量と思いました。

・令和元年5月23日研修会アンケート集計表

・令和元年5月23日研修会アンケート感想

平成30年11月14日(水) Aブロック研修会 報告

☆講演@「災害で施設が孤立しても
         耐え抜くための知識と備え」 
講師:神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター
    管理栄養士 櫻井奏美様




当日の研修資料はこちら(PDF)

☆講演A「災害に備える『備蓄品』」
講師:相日防災株式会社 防災機材部 清水啓吾様



当日の研修資料はこちら(PDF)

Aブロック研修会の参加者は50名を超え、Bブロック同様、今回のテーマへの注目の高さが伺えました。研修後のアンケートでは、「これを機に自施設の備えを見直したい」との声が多数寄せられていました。また、災害時は近隣施設との連携も必要となってくると感じました。研修に参加することで、近隣施設の管理栄養士と顔の見える関係を築いておくことも、非常時の備えになるのではないかと思いました。

・平成30年11月14日研修会アンケート集計表

・平成30年11月14日研修会アンケート感想

平成30年10月30日(火) Bブロック研修会 報告

☆講演@「災害で施設が孤立しても
         耐え抜くための知識と備え」
講師:神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター
    管理栄養士 櫻井 奏美 様




給食施設における非常食の考え方やチェック方法について、秦野センターが作成した資料をもとにお話いただきました。必要食数の算出方法、一人当たりの必要量、水分の備蓄、コスト面への配慮など具体的に教えていただき、「わかりやすかった」との声も多かったです。熊本地震への行政栄養士派遣のお話も伺い、「自施設は自分たちで守ること」が基本であると実感し、施設の備蓄や体制を見直す機会になりました。

参考資料:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p882906.html

☆講演A「災害に備える『備蓄品』」
講師:相日防災株式会社 防災機材部 清水 啓吾 様



非常食を選ぶときのポイントとして、食形態や賞味期限だけでなく「アレルギーに対応したもの」という点も大切であると気づきました。また、商品紹介では、水で炊けるピラフや缶詰パンを試食させていただきました(どれも美味しかったです)。100床施設の非常食や非常時グッズの見積もりシミュレーションもご用意していただき、コスト面でのイメージもつきました。


・平成30年10月30日研修会アンケート集計表

・平成30年10月30日研修会アンケート感想

平成30年7月17日(木) Aブロック研修会 報告

☆講演「食べて確認 学会分類」
講師:キッセイ薬品工業株式会社 ヘルスケア事業部
     東日本営業課 中沢尚武氏


前月のBブロック研修会と同様に、1時間半、嚥下調整食を食べ続けました。猛暑の中、冷たいゼリーを食べられることに喜びつつ、嚥下調整食学会分類2013のどのコードに当てはまるかをグループで話し合いました。コード1Jに該当する物性の幅広さに、驚きの声が多く聞かれました。また同じシリーズの商品でも、種類によってコードが異なることもあり、試食して物性を確認することの大切さを改めて感じました。質疑応答では、嚥下調整食をなめらかに調理するポイントや、厨房職員への嚥下調整食の必要性を訴える方法についてアドバイスをいただきました。

・平成30年7月17日研修会アンケート集計表

・平成30年7月17日研修会アンケート感想

平成30年6月21日(木) Bブロック研修会 報告

☆講演「食べて確認 学会分類」
講師:キッセイ薬品工業株式会社 ヘルスケア事業部
     東日本営業課 中沢尚武氏


今回の研修会はとにかく食べる!食べる!!食べる!!!嚥下調整食をひとつ試食するごとに、どのコードに当てはまるかチームで考えていきました。講師から答えが発表されたときには、予想外なコードにざわつくこともしばしば。他の研修でもよく扱われる嚥下調整食学会分類2013ですが、頭で理解していても体で理解できていなかったと痛感する研修会でした。また、提供温度によって物性が変化することも、試食によって実感できました。今後入所者様に提供するものを選ぶ際は、記載されているコードだけで決定せず、試食して自分でたしかめることも大切だと学びました。

・平成30年6月21日研修会アンケート集計表

・平成30年6月21日研修会アンケート感想

平成29年11月17日(金) Bブロック研修会 報告

☆講演 「低栄養の栄養管理について」
  株式会社明治 大吉慎氏




「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が平成30年4月1日に 施行される。その中で老健入所者の要件は、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者とされる。つまり老健は在宅復帰、在宅療養支援のための地域拠点施設となる。在宅復帰率を上げるには、低栄養状態を改善し介護度を上げてADLを高くすることが重要である。

退所支援には、フィジカル・フレイルにメンタル・フレイルやソーシャル・フレイルも含めて栄養食事面を考えていく必要がある。そして栄養ケア・マネジメントの向上のために、リハと連動させて多職種でケアに取り組んでいく。

喫食率・エネルギー・たんぱく質等のアップのために、間食や、少量で高エネルギー高たんぱく質の食材、栄養補助食品を取り入れてみる。


☆グループワーク
 テーマ「低栄養について」



摂取量の少ない利用者にはハーフ食+補食とする施設が多数あり。摂取率は痩せている人なら5割、太っている人なら3割を切ったらとか、副食を残すようになった人とか、介護職から声が上がった人、Alb値は年齢等に応じて個々の安定値を基準にしているとのこと。

甘い物を好まない利用者には佃煮や、コーンスープ味の濃厚流動、たんぱくパウダーを提供したり、家族に持込みを依頼したりする。オランダピンという食欲をアップさせる薬を処方してもらう施設も。

胃ろうで低栄養の場合は、安定していれば特別何もしない施設が多い。糖尿病で低栄養の場合は、薬を変えてもらったり、低栄養を改善させたり、食物繊維茶を提供したりする施設があった。


・平成29年11月17日研修会アンケート集計表

・平成29年11月17日研修会アンケート感想

平成29年9月26日(火) Aブロック研修会 報告

☆講演 「低栄養の栄養管理について」
  株式会社明治 大吉慎氏




地域包括ケアシステムの強化のため介護保険法が改正され、老健の役割が在宅復帰であることがより明確になり、在宅復帰率も増加しています。
在宅復帰の為には低栄養状態を改善させることが重要です。

高齢者になると必要エネルギー量は減りますが、全体的に食事量を減らすとたんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足しやすい為、それらを摂取できるように工夫していきましょう。


☆グループワーク
 テーマ「食思が低い利用者へのアプローチについて」



食思が低下した利用者へのアプローチについて、グループごとに話し合いました。事例として、精神薬を変更してみたり、自宅でしようしていた茶碗や箸を使って頂いたり、食ではない所で家族だけと食事をして頂いたりすることなどが挙がりました。

・平成29年9月26日研修会アンケート集計表

・平成29年9月26日研修会アンケート感想

平成29年6月30日(火) Bブロック研修会 報告

☆グループワーク
 テーマ「経口維持加算及び
      経口維持加算における
       他職種との関わりについて」


 
事前に頂いた困難事例を中心に少人数のグループで話合いを行った後、全体で情報共有を行いました。
加算件数が多い施設と少ない施設の違いは、多職種で関わっているかそうでないかのようでした。栄養士のみが書類作成を行っている施設では、栄養士の業務負担が大きくなり、件数が伸びないようです。
経口維持計画書の書式は施設ごとに様々に工夫して作成されていました。複数枚作成している施設と、両面刷り1枚の施設がありました。6ヶ月分のミールラウンドの記録と会議の議事録、先生の指示が両面刷り1枚に記入できるようになっている書式の施設もありました。
その他、日頃の業務の中で疑問や不安に思っていることを参加者全員で話し合うことができ、有意義な研修になりました。


・平成29年6月30日研修会アンケート集計表

・平成29年6月30日研修会アンケート感想

平成29年5月23日(火) Aブロック研修会 報告

☆講演「経口維持加算及び経口維持加算における他職種との関わりについて」
講師:介護老人保健施設(社福)枡形鳳翔会遊花園
    管理栄養士宮地典子先生 言語聴覚士沼尻竜也先生


講演 管理栄養士宮地先生
講演 言語聴覚士沼尻先生
遊花園における経口維持加算について、導入に至った経過と、STの嚥下評価に基づいて管理栄養士が食事内容を細かく個別に対応している取り組みについてでした。
リハビリの視点と管理栄養士の視点両方からのお話をお聞きし、また実際に提供している食事の写真も見せて頂いたので、嚥下のリスクと併せて理解することができたと思います。
また今後の課題についても触れられており、経口維持加算の拡大により取り組みの幅を広げていきたいと話されていました。


☆グループワーク 経口維持について

・平成29年5月23日研修会アンケート集計表

・平成29年5月23日研修会アンケート感想

平成28年1月18日(水) Aブロック研修会報告

☆グループワーク 献立展開方法
(常食→咀嚼調整食→嚥下調整食)

4〜5人1組のグループに分かれて自分の施設での献立展開方法や疑問に思う事を話し合いました。

☆講演 「咀嚼嚥下調整食をどう展開する?」


講師をお招きして、今後の取り組みのヒントとなる咀嚼嚥下調整食の展開方法や作業工程、問題点に対する改善方法等をご紹介して頂きました。

※Aブロック研修会アンケート結果

※アンケート集計表


平成28年7月25日(月) Bブロック研修会


☆講演「おいしく食べるための道具の知識
          ―自助具を中心に―」

 
実際に老健で勤務されている作業療法士の方より、食事姿勢について、食事動作での観察ポイント、自力摂取可不可の見極め方、自助具の選択基準等、施設で食事アプローチが必要な方の支援方法について幅広く講義をしていただきました。

☆ユニバーサル食器の紹介
 
自助食器メーカーの方より実際に食器サンプルを持ってきていただき、商品の紹介をしていただきました。

平成27年7月22日(水) Bブロック研修会

☆ 事例発表「経口維持加算 私たちの進捗状況」
 

平成27年介護報酬改定において、経口維持加算の算定要件が大幅に変更されました。
これを受けて、経口維持加算算定に向けての各施設の取り組みを発表しました。


☆グループワーク 「経口維持加算について」

事例発表を受けて、各施設での取り組み状況や困っている事などの情報交換を行いました。

平成26年12月5日(金) Bブロック合同研修会

☆発表
@飲水キャンディーの活用 〜看取り場面での有用性〜


ご利用者の脱水を防ぐ目的で、少量で心地よく水分補給ができるように作成した「飲水キャンディー」を、看取り期の方に活用し、食べる喜びを感じて頂けた症例の発表。

☆発表
A当施設における経口維持加算(U)の取り組みについて


昨年発表した経口維持加算(U)の取り組みの、その後について。実際に経口維持の取り組みを行うなかで、業務改善した内容についての具体的な発表。

☆グループワーク

日頃の業務で疑問に思っていること、困っていることについて、参加者同士で意見交換をしながら、解決の方法を考えました。

平成26年9月9日(火) Aブロック研修会

☆非常時の食事提供について


東日本大震災発生時に被災した病院へ出向き、管理栄養士として活動されたご経験から、災害時の管理栄養士の役割や、安全で衛生的に食事を提供するための視点をご講義頂きました。

☆糖尿病食事療法のための
食品交換表・第7版改定ポイントと活用について


食品交換表の第7版改定をうけ、給食業務への取り組み、炭水化物の割合の考え方、栄養指導への活かし方など、具体的な例を挙げてポイントをご講義頂きました。

平成25年9月9(月) Aブロック合同研修会

☆食事摂取量が低下した方への支援


在宅要介護高齢者が抱える栄養問題についてご講義いただき、
症例を挙げて、実際に管理栄養士がどのようにかかわっているかを
教えていただきました。


平成26年7月23日(水) A・Bブロック合同研修会

☆高齢者における水分管理
〜管理栄養士ができるフィジカルアセスメントからアプローチ〜


脱水症のメカニズムや隠れ脱水のチェックの方法など、ご利用者の体調管理において管理栄養士ができることについて、事例などを挙げて分かりやすくご講義頂きました。

平成25年7月16日(火) ABブロック合同研修会

☆回復期リハビリテーション病棟における
栄養ケアについて


回復期リハビリテーション病棟の入院患者さんの特徴、
回復期リハの内容、栄養管理の実際についてご講義いただきました。


平成25年6月22日(土) Aブロックワークショップ

ブレーンストーミング法を使用して業務上の課題について
分析を行いました。



平成25年1月22日(火) ABブロック合同研修会

☆講演
@ 「老健の管理栄養士に求めるもの」


「ご利用者の自己実現」のために、NCMがきちんと実行できることの大切さ、時代に沿った新しい知識を得ることの大切さについてのご講義でした。

A 「栄養管理に役立つフィジカルアセスメント」


フィジカルアセスメントとは、どういう事か?
フィジカルアセスメントの実際+の手法、栄養士に必要な知識についてのご講義でした。


平成24年7月3日(火) ABブロック合同研修会

☆本日のスケジュール
☆研修1
☆研修2
☆研修3

平成24年1月20日 ABブロック合同研修会

☆研修会1
☆研修会2
☆研修会3
☆研修会4

平成23年8月30日 Bブロック研修会

☆研修会1
☆研修会2
☆研修会3
☆研修会4

平成23年7月12日 Aブロック研修会

☆研修会1
☆研修会2
☆研修会3
☆研修会4

平成23年6月30日 A・Bブロック合同研修会

栄養ケア・マネジメント基礎や災害時の対応について学びました。

☆研修会1
☆研修会2
☆研修会3
☆研修会4

平成23年1月20日 Bブロック研修会

☆研修会1

会長の挨拶
☆研修会2

事例発表
☆研修会3


☆研修会4

質疑応答
☆研修会5

高齢者の糖尿病について
☆研修会6

平成22年12月14日 Aブロック研修会

☆研修会1

栄養改善サービスについて
の発表
☆研修会2
☆研修会3
☆研修会4
☆研修会5
☆研修会6
☆研修会7
☆研修会8

平成22年8月26日 Bブロック研修会

☆研修会1

栄養士業務について

☆研修会2

経口維持加算における
事例紹介
☆研修会3

栄養改善サービス実施に
向けての調査
☆研修会4

グループワーク

☆研修会5

グループワーク内容報告1
☆研修会6

グループワーク内容報告2

平成22年7月13日 Aブロック研修会

神奈川県社会福祉会館にて「栄養ケア・マネジメントの
基礎研修会」が行われました。
ブロック研修会でしたが、46名の方がご参加されました。

☆研修会1

栄養ケア・マネジメントの基礎22年度
☆研修会2

講師:宮本副会長
☆研修会3

事例発表1
☆研修会4

事例発表2
☆研修会5

グループディスカッション内容報告1
☆研修会6

グループディスカッション内容報告2

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